通訳・翻訳の仕事として技能実習生の管理業務を任されました。
インターンシップに参加したきっかけ・経緯を教えてください。
母国ベトナムでは周囲に日本語を勉強する人が多く、ベトナムに進出している日本企業がたくさんあったので、自然と日本に興味を持ち始めました。日本文化を勉強していくうちに、「もっと日本のことを知りたい」「日本で働いてみたい」と気持ちになり、言語とコミュニケーションに関わる仕事ができるシーデーピージャパンでのインターンシップに応募しました。
インターンシップの実習内容を教えてください。
インターンシップでは、通訳・翻訳の仕事として技能実習生の管理業務を任されました。これまでの通訳・翻訳の経験を活かして、実習生たちの業務内容や会社理解を深めること、そして、留学生の視点で会社の魅力を見つけることが課題でした。
1日目:会社全体と工場(現場)での業務内容を学びました。
2日目:技能実習生がいる工場内で実習生と工場の橋渡し役となって遅刻や欠勤などの伝達を行いました。事務所では、実習生の様々な手続きや私生活サポートの為に、書類を作ることや翻訳業務を担当しました。
3日目:新しく入る実習生のための実習に参加したり、準備をサポートしました。面接の仕方や契約書についても学び、2日目に行った実習生の私生活サポートの為の書類作成等も行いました。
インターンシップを通じて受入企業について分かったこと・気付いたことを教えてください。
今まで経験してきたこととは違う、翻訳・通訳の仕事を知ることが出来ました。実習生の私生活サポートも、工場で問題なく勤務するためには必要な業務だということを理解しました。様々な国の実習生がたくさんいれば、文化の違いもあるので、対応できるように柔軟性が必要なことも知りました。実習生が安心して働くことができるのは、管理をしている社員さんが仕事以外のサポートもしっかり行っているからこそなんだなと思います。
インターンシップを通じて自分自身が変わったこと・気付いたことを教えてください。
自分にとっては小さなことでも、外国人の立場になればわからないこともあると改めて知ることができました。だからこそ、どのように伝えたらわかりやすいか考えるきっかけになったと思います。技能実習生を管理する立場というのは、ただ通訳するだけでなく生活も支えていく必要があるので、信頼感も必要になっていくことを初めて学びました。社員の皆さんが、文化の違いをこえて親切に対応してくれることが魅力の会社だと気付きました。そして、このインターンシップを経験したことで、様々な仕事があることを知ったので、通訳・翻訳以外の仕事についても挑戦してみたい気持ちになりました。
学生プロフィール
- 大学名
- :宇都宮大学大学院
- 学部名
- :地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻
- 学年
- :1年
- 性別
- :女性
企業プロフィール
企業名
シーデーピージャパン株式会社
所在地
栃木県宇都宮市峰2-2-1
資本金
9980万円
仕事内容
人材派遣・人材紹介・アウトソーシング・教育・外国人サポート事業
TEL
028-651-6123
HP
「関東deシゴト発見!」は経済産業省関東経済産業局から(株)学情に委託され運営されています。